IAHAIO 2013 シカゴ宣言

IAHAIO 2013 シカゴ宣言

*提供:公益社団法人 日本動物病院福祉協会(JAHA) 事務局 中西悦子 様

 人は生まれつきコンパニオンアニマルに対して親近感を持っており、人が動物の健康と福祉に貢献したいと考えることは、生物学的および心理学的に証明されています。動物、人、環境の健康およびウェルネス(健全な状態)は密接に関係しているという“One Health(ワンヘルス)”の概念を、人と動物の関係に関する国際組織(IAHAIO)のメンバーは、全面的に支持いたします。

2013年7月20日アメリカイリノイ州シカゴで行われたIAHAIO総会で、以下の決議と行動指針が満場一致で承認されました。

ヒューマン・アニマル・ボンドのすでに実証済みの健康および社会的効果や、介助・補助動物の役割、人とコンパニオンアニマルの自然発生的疾患の病因や治療に関する情報交換を通じて、コンパニオンアニマルはOne Healthに重要な役割を果たします。同様に、コンパニオンアニマルと人の相互作用は、人と動物の健康に良い影響を与えます。

 この宣言を享受するには、様々な分野の法律や規則に関する取り決めが必要になります。そのためIAHAIOは、すべての国際機関、国家および地方行政機関に以下のことを要請します。

1.ヒューマン・アニマル・ボンドの概念を、公衆衛生教育におけるOne Healthの重要な概念として推進するために、教育においても実務においても、医療や獣医療等健康の専門家、社会福祉、心理学、教育の専門家の業種間の協力を奨励すること。

2.人と動物双方の健康とウェルネスを目的とする、コンパニオンアニマルと人が関与するプログラムを促進すること。例:動物介在活動、教育現場や高齢者施設等における管理体制が確立されている動物の導入、責任あるペット飼育、住宅規約のペット飼育に関する前向きな指針、ヒューマン・アニマル・ボンドを中心に考えている動物病院、人や動物のサポートサービス、介助・補助動物に関するプログラム等。

3.自然発生的疾患とコンパニオンアニマルの健康状態についての理解を一層促し、人と動物の病気の予防と治療のためにこの知識を普及すること。

4.動物と人が関与するプログラムに参加する動物の健康と幸せ(ウェル・ビーイング)に関する基準作りを促進すると共に、動物の感覚力および専門家の動物への責任が双方とも重要であると認識すること。

*原文: 2013declarationchicago.pdf

*翻訳: IAHAIO 2013 シカゴ宣言 翻_=-iso-2022-jp-B-GyRCTHUhISVtJTRJVSQtGyhCLnBkZg==-=.pdf

 

ページトップへ戻る