特定非営利活動法人 動物介在教育・療法学会 (通称ASAET) は、動物を介在させる活動が人間の心身の健康や教育に果たす役割について研究・実践を促進する学会です。また、当学会では、動物への倫理的配慮を重視し、動物を介入させる活動が人と動物双方の福利向上に貢献を目指し、活動をおこなっています。
英語名:Asian Society for Animal-assisted Education and Therapy (ASAET)
本会は「ひとと動物のかかわり研究」(平成14年設立)と「日本動物介在教育・療法学会」(平成20年設立)が平成23年に統合されたものです。英語名:Asian Society for Animal-assisted Education and Therapy (ASAET)です。
ASAETが考える動物介在教育(Animal assisted education:AAE)および動物介在療法(Animal assisted therapy:AAT)とは、ある目的のために動物を介在させて人が人に介入する活動のうち、教育を目的に教員が、あるいはその指導のもとで行う活動をAAE、人の生活の質の向上を目指して心身の不都合の改善あるいは治療を人の専門家(公認心理士、医師または作業療法士など)が、あるいはその指導のもとで行い評価を伴う活動をAATと呼びます。
「アニマルセラピー」という呼称がありますが、これは日本における造語です。ASAETでは国際的な学術領域で用いられている動物介在教育や動物介在療法という用語を推奨します。
ASAETはこれら領域にかかわる情報交換、人材育成および世界への情報発信を行っています。
1.学術誌の発行
動物介在教育・療法に関する研究論文を掲載した学術誌「動物介在教育・療法学雑誌」を毎年発行しています。 過去の会誌の目次(掲載論文題目と著者名)・投稿規定、及びバックナンバーは学術研誌についてのページへ。
2.大会の開催
年に1回、研究発表や講演会、シンポジウムなどが盛り込まれた大会を開催しています。 詳細は学術大会のページへ。
3.ASAETアカデミー
年に2ないし3回、講演会やシンポジウムを中心とした講習会を開催しています。 会員・非会員を問わずどなたでも参加できます(会員は参加無料)。日程や詳細は普及啓発ASAETアカデミーのページへ。
4.資格認定
ASAETでは、平成23年より、学会認定資格の認定制度を実施しております。資格の種類は2種類となっており、動物介在教育および療法の支援の専門家の育成に尽力しています。資格要件については、こちらをご覧ください。
• 動物介在教育・療法学会会則はこちらをご覧ください。
• 学会役員はここちらをご覧ください。